<   2004年 12月 ( 62 )   > この月の画像一覧
33.畑の色三色三態   (黄・赤・緑)
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ブロッコリーの花 この時期、黄色が畑にあるのはどこか眩しいもの


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トウガラシの実 この時期、赤色が畑にあるのはなぜか嬉しいもの
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シュンギクの葉 この時期、緑色が畑にあるのはやっぱり楽しいもの
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by kokuzobosatsu | 2004-12-11 20:43 | ●サルでもできる農業ごっこ
32.目のコウヨウ 
秋、紅葉のォ〜葉々の園めぐるサカズキぃ〜
たった今、撮りたての紅葉目の保養。拙宅とご近所の庭先三寸まだ盛り

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by KOKUZOBOSATSU | 2004-12-11 16:04 | ●嗚呼我ケ町田
31.誰も書かないイチロー記録達成の背景ー3     (米国ってホント〜に寛容なる御国なのかいな?)
■下のNo.30からの続きゆえ、そちらから読んで下されまし■

〈我流採点式・必読度&面白度 ★★★★☆

メジャ−の通算本塁打記録「755本」を持つハンク・アーロンが、前記録ホルダーであるベーブ・ルースの記録「714本」に迫った時の逆風はマリスの比ではなかった。なぜか。アーロンは黒人だったからである。アーロンの全盛期は1950年代後半から70年代初頭。まだまだ、黒人差別が厳然と残っていた時代(今でも“厳然と”残ってるけども)。1973年度に40本を打ってルースの記録に「あと1本」と迫ったが、その前後から猛烈な圧力を受けた。マスコミのバッシングなど序の口。なにせ脅迫状、脅迫電話の類いはひきも切らさず、さらにはその矛先がアーロンの家族や親族にまで向かったくらいだったからだ。あまりの酷さに護衛がついた。実際、ピストル携えた男がアーロンに近づき、すんでのところで逮捕されているすなわち、アーロンもマリスも、前記録保持者がベーブ・ルースであったという点が大いに災いしたわけだ(アーロンの場合は、プラス“人種”)。神聖にして犯さざるべき存在なのである、ルースを始め先に挙げた何人かは。とりわけ、ヤンキ−ス出身の4人、ルース、ゲーリック、ディマジオ、マントル。ちょうど、巨人の王・長嶋がそうであるように。仮に王さんが巨人の選手ではなく、パリ−グ球団の選手であったら逆風の類いは一気にトーンダウンするだろうし(徳光サンなんか逆に挑戦者を応援するだろうなあ〜)王さんではなく野村克也さんや榎本喜八さんだったら、もっとトーンダウンしただろう。そうであったら、日本記録保持者の名前はとっくに書き換えられていたはずだ。「ランディ・バース」、「タフィ・ローズ」というように。さらには記録保持者が王さんではなく長嶋さんだったら…。ピストル持った連中が徘徊したに違いない。
つまり、イチローが破った前記録保持者のジョージ・シスラーは“野村さん”や“榎本さん”だったのである。だから、表向きは波風が立たなかったのである。それでもやはりいろいろ言われ、そしてヤラれたが。「シスラーは154試合で257本を打った。イチローは160試合目だったではないか!」なるクレーム(まがいの難グセ)をつけた御仁は、ひとりやふたりではなかった。マリスに対する当時のコミッショナーの難グセをきちんと継承なさったというわけだ。現在のコミッショナーはイチローに最大級の賛辞を寄せる一方で、こうも述べた。「シスラーの記録は、ディマジオがもつ56試合連続安打記録の次に難しい記録であるから〜ウンヌン」。オイオイ、いつから記録にランキングなんて作ってたんだい?ってとこだが、極め付けはMVPだったMVPは各紙の記者が投票するものだが、なんとまあ受賞はおろか、イチローのランキングは第7位。これまたもっともそうに聞こえる(苦しい)理由が並べられていたが、イチローの上位に位置する6人で、イチロ−以上にインパクトのある成績を残した選手は皆無である(コミッショナー自ら“2番目に難しい記録”というその達成者が7位ってことは上位の6人全員揃って“1番難しい記録”でも達成したんだネ…)。ヤンキースの人気者デレク・ジーターだったら間違いなく受賞していただろう。チームが最下位であってもである(イチローへの主たる難グゼはコレだった)。これにはメジャーの選手会からもクレームがついた。当然である。彼ら選手会が選んだア・リーグMVPはイチローだったからである。すなわち、選手たちは極めてニュートラルにして純粋コスモポリタンなのだが、記者団やらコミッショナーは──なのである。これには大いに笑えた。同時にホッともしたが。「米国もやっぱり“島国”だったんだ。ああ〜ヨカッタ!」ってね。ナカヨクなれそうな御国だなあと再認識したよ、当方は。小泉サンほどじゃあないにしても…。
イチローは来年、間違いなくジョー・ディマジオが持つ連続最多安打記録、コミッショナーのオッサンが“最後の砦”にしている「56」という数字に挑むだろう。イチロー本人もそれを匂わす発言をしている。興味津々だ。イチローがソノ気になって、より徹底した単打狙いを指向すれば充分に可能だからである。今年の経験はその布石。40試合連続あたりから米国民やマスコミは騒ぎ始めるだろう。ディマジオの人気はルースに比肩。女性人気では間違いなく上。しかも彼の活躍をナマで観た方々が未だに多数ご存命だから、アーロンのケース以上になるはずだ。ピストルどころかマシンガン……はジョーダンにしても相当の大騒動になるに違いない。そして新記録達成の暁に、コミッショナーやら記者団はなんと言うのだろう?おそらく今から難ぐせコメント用意して、ついでに戦々恐々としているんとちゃうかいな?より一層ナカヨクなれそうな気が今からしていて、ワクワクゾクゾクしている自分がここにいる──
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by kokuzobosatsu | 2004-12-10 20:25 | ●野球(界)ろん
30.誰も書かないイチロー記録達成の背景ー2     (米国ってホント〜に寛容なる御国なのかいな?)
■下のNo.29からの続きゆえ、そちらから読んで下されまし■

〈我流採点式・必読度&面白度 ★★★★☆

イチローに対して大リーグの各チーム&投手たちは正々堂々と勝負した(ように感じた)。8月中旬にアスレティックの若い投手から頭部にデッドボールを食らって昏倒し、そのまま医務室へ直行。一部の(野球を知らぬ日本の)マスコミやらは「スワッ!記録妨害行為!?」などと色めき立ったが、少しは目の肥えた人間が見ればワザとでないことは一目瞭然。さすがにイチロー、翌日は休養したが、まっこと運のよろしいことに、その日は雨天により試合中止。「天が味方している!記録達成間違いナシ!」。当方、そう確信した。また、確かに敬遠は多かった(ア・リーグ最多の32)。これにも一部の(野球オンチの)皆サンいろいろ言うたが、しかし、イチローは“記録のキ”の字も騒がれていなかった6月頃から、しばしば敬遠されている。“リーグNo.1の勝負強さ”なる評価をもらうイチローだからこそ。もちろん敬遠されるのは終盤の勝負どこでである。バースさんやローズさんみたいに5、6点差もある序盤中盤に敬遠されたケースなどひとつもないそしてイチローは記録を達成。イチローへの大賛辞とともに、大リーグのキャパシティの広さにも一部では賛辞が贈られることに。「やっぱりメジャーはフェアだ。セコイことはしなかった」。ほとんどの皆さんがそういう調子だったが、ひとり当方は内心せせら笑っていた。「なんにも分かっちゃあおらんワイ」って具合に。なぜか。前記録保持者がジョージ・シスラーなる御仁であったことがイチローに対して少なくとも逆風にはならなかっただけのことであるからだ仮に、その記録保持者が、ベーブ・ルースだったらどうだったか。ジョー・ディマジオだったら、ルー・ゲーリックだったら、ミッキー・マントルだったらどうだったか。タイ・カップやピート・ローズだったら果たして…なのである。いずれも大リーグの歴史を飾る大選手にして一時代を築いた国民的ヒーロー、いうなれば日本における王・長嶋的存在なのである。スンナリとはいかなかったハズだ。なぜなら大リーグにも“前歴”がちゃあんとあるからである。
時は1961年。ニューヨーク・ヤンキースの3番4番は、ミッキー・マントルとロジャー・マリス。その前年より、ふたりでホームランを量産し「MM砲(正式には“MM-Boys”)」という異名を取ることに。王・長嶋の「ON砲」はそれにならったものだが、陽のマントル、陰のマリス、明るく陽気でマスコミに対してもサービス精神旺盛なマントルに対し、寡黙でまじめ、マスコミに対してもどこか遠慮がちなマリスは、そのまま長嶋、王のイメージに繋がるが──以前、長嶋さんが全米のテレビで紹介された時、「日本のマントル」と言われたことがアリ──人気の面では圧倒的にマントルだった。彼のキャラクターがニューヨークという土地柄にピッタリだったこともあるが、生え抜きのヤンキースの選手だったことも一因だ。一方のマリスは前年からヤンキースの一員になったばかりだったそしてその運命の年。ふたりはシーズン中盤過ぎまでルースの持つ本塁打記録「60本」を上回るハイペースで打ちまくる。「ふたりとも更新するのでは?」と全米のマスコミやファンが騒ぎ始めた時にアクシデントが。マントルがケガで欠場してしまったのである。ひとり残されたマリスに期待と関心が集まるかとなれば、さにあらず。まず、ひとりの記者がマリスの中傷誹謗記事をニューヨーク・タイムスに載せた。マスコミに対する寡黙さを逆手に取って、「マリスはいつも不機嫌でチームメートからも浮いている」などとあることないこと並べてコキ下ろしたのである──こういうアホ記者、日本にはゴロゴロいる。野茂英雄さんのメジャー挑戦の際、意味不明なゴタクを並べてコキ下ろしたバカ記者連、2人や3人ではない。野茂さんが大活躍し出したら手のひら見事に返したが。恥を知れ!ってね。野茂さんやイチローさんが日本の(アホな)記者連を嫌う理由のひとつである──これを皮切りに全米のマスコミはマリスにナングセ付け始めるさらにはなんと!コミッショナーまでが出しゃばる始末。フォード・フリックなるMLBトップが「ルースは154試合で60本打った。だからマリスも154試合で61本打たなくては新記録として認めない」と言い切ったのである。そしてファンも一斉に呼応してしまった。以後、マリスが打席に入っても拍手ひとつ起きなくなったのである。ホームグラウンドのヤンキー・スタジアムでさえである。マリスさん、さぞや辛かっただろうなあと同情申し上げるが、そうした逆境にもめげず新記録を達成。161試合目のことである──アホなコミッショナーやら記者団が圧力さえ掛けなければ150試合程度で達成していたと良識ある識者は指摘している──。ゆえにこの記録、「*(アスタリスク・マーク)すなわち条件付き」。つまり正式には認められなかったのである。不可解なアスタリスク印が外されるのはマリスの没後6年経った1991年のこと。なんとまあ、記録達成から30年間も認められなかったのである──。
どこが一体フェアなんだ?どこが一体、寛容で鷹揚でキャパシティが広くてコスモポリタンなんだ?
まだあるヨ、そんなアンフェアな体質を示す例は。上のNo.30に続く──
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by kokuzobosatsu | 2004-12-10 12:42 | ●野球(界)ろん
29.誰も書かないイチロー記録達成の背景ー1     (米国ってホント〜に寛容なる御国なのかいな?)
〈我流採点式・必読度&面白度 ★★★★☆

イチロー選手が大リーグ通算安打記録に迫る勢いを見せ始めた頃から、日本のマスコミは、期待とともに一抹の「不安」を声にしはじめた。「84年も守られてきた記録を日本人に破られたくないからメジャーの選手やチーム、いろいろ妨害をするのでは?」なる不安。さような心配をする背景は単純。日本球界には過去、何回もの前歴があるからだ。“ガイコクジン選手”が王貞治さんの年間ホームラン記録に迫り出すと、ミエミエのフォアボールや敬遠策を連発する例のアレ。かなり以前からあったのだが、疑問の声がはっきりと上がりだしたのは1984年のランディ・バースさん(阪神)の時。巨人は特に酷かった。当然のことといえば当然ながら、さらに当然となるのは、当時の巨人監督は王さんだったからである実際、露骨なフォアボールやら敬遠を連発。王さん自身が指示をしたことはないと言われているし、王さんファン(にしてライオンズ・ファン)の当方としてはそう信じたいのだが、少なくとも周囲はそうではなかったご様子で。投手や捕手の皆サン“自主的に”おやりになっておった。そりゃあ気を使うよな、なんてったって自分とこの監督にして国民栄誉賞創設を促した超ビッグ・ネーム、ついでに“世界のサダハル・オー”なんだから。そんな中、敢然と真っ向勝負を挑んだ投手がいた。かの江川卓さんである。で、しっかり53本目だかのホームランをライト・スタンドに叩きこまれちまった。バースさん試合後にこう言った。「エガワに感謝する。彼はいつも正々堂々と勝負をしてくれる」「カッコイイなあ〜ふたりとも」と思う反面、「ま、これも当然といえば当然だけど」とも思った。なぜか。江川サンと王サン、全くもってシックリいっていなかったからである最近では2001年、近鉄タフィ・ローズさん(現巨人)のケースが酷かった。9月初旬にすでに50本に到達。マスコミ各社の予想は、55本どころか60本以上確実!であった。この状況に焦りに焦ったのがアノ徳光和夫サン。No.13の投稿欄でも触れたように、このヒト、トンデモナイこと平然とのたまうのが常態化しているのだが、ローズさんに対してもそうだった。「ザ・サンデー」(日本テレビ系)内でこうのたまった。例によって憮然たる表情にしてしかも“白昼堂々”と。「(こういってはナンですが──という前フリの後)ロ−ズ選手なんていう、日本にきたばかりで全然馴染みのない黒人選手に(と、ハッキリ言ったね)アノ王貞治──日本の至宝“世界の王さん”が持つ偉大な記録を抜かれるなんて、とてもじゃないけど我慢できませんよ」。言いも言ったりである。とはいえ、多くのニッポン人の気持ちを代弁していたのかもしれないが──。ちなみに、横チョにおわした江川卓サン、(やっぱり)かなり複雑なご表情をなさっておられたがまあ、そんな“島国根性”が土壌深く浸みこんでいる我がニッポン国ゆえ、米国メジャー・リーグに対しても“取越し苦労”するのは、むべなるかななんだが、そこはそれ、コスモポリタン国家を自認する御国ゆえ、イチローさんに対しては鷹揚そのものであった。少なくとも『表面的には』なんだが。“取り越し苦労”、杞憂に終わったようにみえたのだが、やっぱり米国だって“島国”だったのである──。以下、上のNo.30に続く
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by KOKUZOBOSATSU | 2004-12-10 03:57 | ●野球(界)ろん
28.じゃぱねっと・たかた                    (タカダではなくタカタだそうだ)
〈我流採点式・必読度&面白度 ★★☆☆☆

急成長のテレビ通販会社、「ジャパネット・タカタ」のタカタ社長サン、リーヴ21の社長サンとは比較にならないほどの好感度を獲得しているそうなのだが、それゆえに、アノ独特のCM手法が一気に効いて、急成長を遂げたのだけれど最近は、部下である営業部長サンに後進を譲る気配、明らかに伺えるのだが、アノ部長サン、シャベリ・モノ腰・笑い方、いずれも胡散臭いカルト集団のスポークス屋然としていて御評判、必ずしも良くはないにもかかわらず(とある眉目秀麗なる女性より“小生意気なカンジ”とのご指摘を頂戴。まさしく──である)、なぜか頻繁にご登場するゆえおそらくは、早晩成長度合い、急激に鈍化するだろうな、あな楽しみやなフッフッフとばかり、ヤジ馬根性丸出しにしている自分がここにいる──
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by KOKUZOBOSATSU | 2004-12-09 20:20 | ●世事ひょうろん
27.♪りーぶ♪にじゅういちッ! (社長サンへの苦言)
〈我流採点式・必読度&面白度 ★★☆☆☆

髪の毛がさすがに薄くなってきたんで(と言っても今までが多すぎたのだが)、テレビの発毛・増毛CMに以前に比べて断然意識が向くのだけれど、そのひとつ、和田アキ子サンご出演のCM、「脱毛の悩みを発毛の喜びへ」というアレはCMのデキといい商品といい“悪くないなあ〜”と好感を持っているのだが、唯一最大の欠点は社長サンの存在であり、アノ場末の安キャバレー・マネージャー風のお顔とド・センスなスーツの着こなし振りプラス、どうにも舌足らずな愚鈍風のシャベリ方は、せっかくの見込み客のモチベーションを一気に下げて余りあるよな、と今もまた実感した自分がここにいる──
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by KOKUZOBOSATSU | 2004-12-09 20:03 | ●世事ひょうろん
26.土井たか子サンの実相               (エマージェンシー時の咄嗟の反応論)

〈我流採点式・必読度&面白度 ★★★★☆

田中真紀子サンが外務大臣を辞任する3ヶ月ほど前のハナシ。就任以来続く田中サンと外務省官僚連との確執が泥仕合的様相を呈し田中サンも政府内で孤立化を深めていたそんなある日、 右翼を名乗る男が外務省1階ロビーでハンディ型消化器の栓を空け(むろん火災が起きてるワケではない…)消化泡をブチまけた。「外務省は田中大臣をいびるのをやめよ!」とか叫びながらその時、ちょうど社民党前党首土井たか子サンが少数の記者団に囲まれてインタビューに応じていた。真ん中にいる土井さんを党関係者と記者団が取り巻いている。土井サン、いつもの堂々とした態度、迫力溢れるアルトボイスで、くっちゃべっていた。すると“ガーン!”という大きな衝撃音が聞こえ、男の怒声が──。土井さん、よっぽどビックリしたんだろう、目をカッとばかり見開いて画面左の方向、すなわち衝撃音、怒声がするほうへ即座に顔を向けた。周囲の誰よりも早くである。反射神経、並ではない(と思った)。その時の映像を都合30回以上は見たから間違いないが記者団や側近連中の誰よりも早かった。そしてである。身体はほとんど同時に“画面右の方”へ向いていたのである。すなわち咄嗟に「逃げ」の態勢に入ったのだ。さらなる反射神経の鋭さに舌を巻いた。本能的な反応だったことは疑う余地がない。目は完全に怯えた色がにじみ出ていたし、その動きは極度の狼狽振りを示して余りあるものだったそしてそれに呼応したかのように周囲の取り巻き連、一瞬のインターバルの後、土井サンを促すようにして右側へ急ぎ足。オロオロアタフタ、むろん土井サンも。“アア〜ア”。当方ガックリきた。日頃、強気にして迫力ある演説をウリにしていた土井サンの本性・実態を見てしまった思いがしたからである。「こんなのが、我が日本国の首相候補のひとりに数えられているんだもんなあ〜」。寂しく笑えた。
ゴルゴ13のストーリーのひとつ。某国と敵国。敵国に拘留されていた某国の高貴なお生まれの母子が脱出に成功して帰国。実はこの母子、敵国によって整形手術等を施されたスパイ。すなわちニセモノ。その暗殺を依頼されたゴルゴは、その母子が本当の母子ではないということを実証・確認した上で狙撃して欲しいと要望される。ゴルゴはどうしたか。パーティの席上で笑顔を浮かべて歓談する母子のうち、まず息子の右肩を射抜いた。その瞬間、驚いて“画面右の方”に逃げようとした母親の眉間目がけて狙撃。その直後、息子の眉間も──。ゴルゴ曰く。「本当の母子だったら息子が撃たれた時、母親は本能的にかばおうとするものだ。反射的に逃げたということは──」。ナルホド!と思った。緊急時って人間の本性がストレートに表れるものだからだもうひとつ。今度はフィクションではなく実話、それも世界中にその一部始終が中継された歴史的大事件の時である。ケネディ大統領暗殺時、撃たれた大統領を見た瞬間、隣に座っていたジャクリーン夫人がオープンカーの後部ボンネットに這いずり上がった。四つん這いになってアワワワワって具合に我を失い後部から飛び乗ったSPに制止された、あのシーンである。「夫である大統領の肉片を集めようとした“けなげな”行為」と当初は喧伝されたものだが、その後、我が身を守ろうとしてパニックを起こし慌てて逃げ惑ったということが制止したSPの証言等から証明されてしまった。“自分勝手なオンナ”という烙印が押され、それが定着してしまった感があるが、敢えて彼女をかばうなら「無理もないぜ」である。本能的行為に走っても当然だろう。大統領候補でも首相候補でもないフツーの(ファースト)レディにすぎない彼女に、さような事態に遭遇して“堂々と泰然と”などと求めるのは酷だからである。ましてや、隣に座っている人間(愛する夫であるかどうかにかかわらず)の脳漿が眼前で突如飛び散ったのである。それも複数の狙撃音とともに──。土井サンのケースは別。ジャクリーンさんほどの強烈さもないにもかかわらず、しかも一時は衆議院議長やら野党大一党の党首を務め、首相にしたい人物の筆頭にもランクされたことのあるヒトである、土井サンちゅうおヒトは。そんな御仁のアノ狼狽振りは──。“アア〜ア”と当方がなるの、むべなるかなだろう。どっかの国から突然ヘンテコなミサイルが飛んできたり、震度6強クラスの地震が襲ってきた時に、首相自ら真っ先に逃げちゃったら(ゼンリョウなる国民であるボクとしては)たまったモンじゃあない。真っ先に死ね!とまでは言わぬけどさ。そういえば現首相、はたしてどうだろうとふと考えて、“アア〜ア”となりそうな気配にブルッときちまい(土井サンよりゃあマトモだろうけど)、つくづく日本って国は、人材不足だなあ〜と思うと同時に、首相やら党首やら会長やら社長やら、さらには同候補者にならんでヨカッタなあ〜とホッとしちまった自分がここにいる──
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by KOKUZOBOSATSU | 2004-12-09 13:54 | ●世事ひょうろん
25.『フライの雑誌』を買おう!ー3        (フライの雑誌オマージュ)
フライフィシング好きの方は〈★★★★★

『フライの雑誌』は特異なほどに骨太の専門誌である。釣り界はむろん、他業界にもちょっと類を見ないのではないか?とさえ思う。あえて格闘技界あたりにメタファー的同類質を求めれば、かのヒクソン・グレーシー。無骨、それゆえ虚飾に走ることなく、ケレンや妥協を主体的に拒絶し続け、媚びることなく矜持性を保ち、果てなき頂点に向かい続ける志…少なくとも、そんな輪郭的形象に象られている点では共通している。
特筆すべき点を2つ。まず、同誌が有する人材インキュベ−ション機能。古くは、かの才人島崎憲司郎氏を始め、あまたの有能なる人材を輩出している点は瞠目に値する。島崎氏にしても他の方々にしても、同誌登場時点ではほとんど無名だった。皆サン現在、他誌ではレギュラー執筆者として引く手あまた、しかも“エキスパート”なる尊称──本来の意味の──をも賜ることに。しかもである。他力によって“えきすぱ〜と化”したようなエセ風手合いや、真似ゴト戯れゴト的手法に終始して知名度だけは上がった輩、安直なる迎合主義的手立て(=ゴマすり)にて露出頻度だけは確保した面々などとは本質的に違う。すべからく『実力主義&正攻法』。コレ、フライの雑誌ならではの体質。そのエッセンスに満ちた孵化器的環境があったればこその多数輩出だろう。他誌もみならおう……と言っても無理だろうなあ〜。
2つめ。メインの広告主でさえ必要とあらば堂々と批判・断罪する姿勢。これもマネできぬ。少しは有名な某出版社が以前、鳴りもの入りでデビューさせた雑誌、「ナチのホロコーストはなかった」なる特集記事がユダヤ系団体及び某一大企業グループ(大広告主)からの抗議・プレシャー(※オマエんとこの雑誌に広告出稿一切しないゾ!的恫喝)を受けて、さっさと白旗あげたことは記憶に新しい。同社の幹部がズラッと居並び、額の汗を拭き拭き声を震わせて謝罪。そのうえ同誌は即時廃刊決定。「創刊号だろうがソレ!情けねえなあ〜オマエら。『フライの雑誌』をみならえや!」って思わずテレビ画面に向かって(やっぱり)毒づいた。以来、その社が主催する毎年恒例の2つのブンガク賞、やたらに色あせて見える。受賞して声震わせてる作家連など、紅白ウタガッセン出場が決まって涙を流す歌ヤ連中並みだ。
ついでに記す。さらに有名な某出版社。月刊誌のひとつで、ある歌手だかタレントだかの女芸能人(カタガキが不明)のプライベートを少しく暴いたら、当の本人からヒステリック極まりなき猛抗議を受けて、これまた即廃刊。同社の某写真雑誌編集部が“北野武サン御一行様”のちょっと荒っぽい集団抗議を受けた際には「断固屈しない!」と大ミエ切ったクセにである。しかしその女芸能人、なんでそんなにヒステリックになるのか、なんでさような力があるのか怪訝に思い、様々なネットワークを使って調べたら…ハハハ。下世話なハナシであった。もっとも、詳しくは書けんけど。『フライの雑誌』とは違って根性ナシのワタシ、プレッシャーが恐いゆえ。それに、どうでもイイようなハナシゆえ。さらにはその女芸能人、日本に来て30年も経っているというのに日本語が全く上達しないという“無気味な女”ゆえ。♪オッカノウエ〜、ヒンナゲシィのハアナがア〜♪
以上の拙文、『フライの雑誌』に対する迎合主義的フラッタリング(flattering=ヨイショ)の類いではなく純粋オマージュ。といいつつ実は、同社HP「最新号紹介」http://www.furainozasshi.com/にて少しばかり当方、くすぐられてしまったんで、その御礼的側面なきにしもあらず。またまた、その部分を読んで、照れてしまった自分がここにいる──
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by kokuzobosatsu | 2004-12-07 21:54 | ●ふらいふぃっしんぐごっこ
24.ダークホース  (キャン・カオル とカタガキ論)
〈我流採点式・必読度&面白度 ★★☆☆☆

少し前、沖縄県北中城村長選挙がマスコミをそこそこ賑わせていた。全くの同姓同名者がふたり立候補したからだ。希有どころか我が国選挙史上、初だろう。その御氏名は「きゃん かおる」。ひとりは現職の喜屋武馨氏、もうひとりは元村議会議長の喜屋武薫氏(“元”が付いてる…)。「喜屋武」と書いて「きゃん」と読むんだ、ヘエ〜といたく感心したが、選挙管理委員会はそんな暇、微塵もなかったったようだ。ひらがなやカタカナで書かれたら大モメすること必定だからだ。実際、ふたりの候補者も含め喧々囂々たる有り様を呈したようでで、どうしたか。「前村長きゃん」「元議長きゃん」と区別することに。カタガキが立派に“お役に”立っているという点で“希有”な例かも。“元”なるカタガキもさぞや感慨無量のことと存じ上げる次第。もっとも、このヒトの場合の“元”、フライ界なんぞとは違って20年以上前の化石型カタガキではないから“許せる”がさて、その結果である。ふたりとも落選。大笑い。実はもうひとり、前村職員組合委員長なるカタガキの新垣邦男氏という方が立候補していたのだが、その方が当選。それも圧勝。ふたりの「きゃんサン」、お互いの得票を足しても新垣サンの3分の2程度にもならなかったんだから、何をかいわんやである。選挙戦中、少なくとも東京あたりのマスコミで、新垣サンのこと伝えたマスコミ、当方が知る限りひとつもなかった。まさしくダークホース。このDARK-HORSE、および番狂わせが大好きではあるダーク-ホース ● その能力がよくわからない競走馬。伏兵。穴馬。● 競技や選挙などで番狂わせを演じそうな選手や候補者 (大辞林:三省堂)】。“ふたりのキャンさん、カタガキなんかに頼るからだよ”と笑いながらも、とことんカタガキが嫌いな性分だナと思いつつ、はて、オレのカタガキって何だっけ?と急に不安になった自分がここにいる
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by kokuzobosatsu | 2004-12-07 18:52 | ●世事ひょうろん