カテゴリ:●書評&オススメろん( 15 )
356.小指ガ痛イ♪
a0020116_1931452.jpg右足小指を激しく打撲。マトモに歩けない。今朝は珍しく寝坊した。コレがケチのツキ始め。だいたい5時台にはパシッと目覚める習慣が身についているんだが、今朝、気がついたら8時半を回っていた。慌てた。9時に仲間が車で迎えに来ることになっていたからだ。アソビではナシ。ちょっとシビアな会議が都内某所で。昼食時に外に。つまづいてバランスを崩した拍子に歩道の花壇ブロックに激しくぶつけた。「イタタタタ」である。サンダル履きだったんでモロだった。
時間が経つに従い痛みが激しくなる。5人の打ち合わせメンバーに医療系専門家はいない。銭勘定系と六法系と調査系はいたが、全員、専門外のこととなると“赤児同然”。好き勝手&テキトーなことを言う。むろん信用など全くできぬ。当方、「早めに会議、終えよう」というのが精一杯。夕方からの“前祝い”を当方と車保有者はパスして帰路に。車内でも痛みは増す一方。帰宅してエアサロンパスをシュッ!その上から「インドメタシン配合パップ剤〜微香性〜」なる消炎剤を張る。いつ買ったのか記憶を辿ったら確か7年ほど前。軽〜〜い肉離れ(と自分で勝手に診断)の際だった。臭いはうっすらとする(ことはする)。だったら効くだろうと楽観的判断。少しは楽になった気がしているんだが、マトモには歩けない。大地震が今襲ってきたら──と思うと少しくビビる我がいる

上記 『虚像の砦』なる書物はオモシロイ。先のメンバーのひとりが安静用にと貸してくれた。まだサワリを読んだ程度だが、ゾクゾクするようなシチュエーション。舞台は「プライムテレビ放送(PTB)」なるテレビ局。TBSがモデルであることは明らか。イントロ部のハナシが、『カルト宗教団体にPTBが見せた弁護士のインタビューが引き金になってその弁護士一家が惨殺される』なるもの。オウム真理教とTBSと坂本堤弁護士一家惨殺事件そのものである。さらには昨年起きた「イラク邦人3人人質事件」も──。かような設定やフィクションのスタイルが当方、大好きだ。夢中になって一気読みできるから足指の痛みなんぞ忘却の彼方へ──となることを期待。N先生、お気遣いアリガトサンで。早めにお返しいたします。
ちなみに昨年4月に起きた「イラク邦人3人人質事件」の際、「アーレフ(旧オウム真理教)」「朝日新聞社」「日本共産党」「社民党」そして「某極左系団体」の各HPの論調がほとんど全く同じだったことを思い出した。呉越同舟かい?ハハハだね。最も迷惑ズラしてんの朝日シンブンだろうけどネ。今回の総選挙に際してはどうなのかいな?確認する暇も興味も全くないけどさ。痛みが増すだけゆえ。そういえば、伊東ゆかりサンは今どうしてんのかな?小指の痛みにふと思った我がおわします
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-09-04 19:04 | ●書評&オススメろん
324.Esquire Magazineに小泉サンが
a0020116_7382529.jpg米雑誌『エスクアイア誌』の今月号に「今年度世界で最もきこなしのヨカッタ男性21人」なる特集が。小泉総理、その第12位にランクされている(そうだ)。1位から11位までは俳優やミュージシャン。いわば「着こなし」の“プロフェッショナル”だから、小泉さんの評価が際立って高いのが分かる。実際、「ケネディ元大統領以来、最高に着こなしのよい国家指導者」と最大級の評価である。小泉サンが聞いたらひっくりかえって喜ぶだろうね。ただし、「あの髪型はいただけない」なる苦言付き。当方の(渋い)髪型だったらベスト3に入ったかもしれない(なワケないか)。
a0020116_7383944.jpgたぶんこの話題、首相サイドはマスコミに意図的に流し、そしてネタにさせるハズだ。小泉サンの記者会見上で、質問者からのコメントも“仕込む”かも。そのくらいはやる。「ケネディ以来〜」のクダリを交えて。勘違いなさる善良な国民も多いだろうから。「ケネディ元大統領以来、最高の国家指導者」というふうにだ。ま、それは(半分)ジョーダンながら、この時期に利用しない手はない。
小泉サンの戦略を錬るのは飯島勲政務秘書官(というウワサ)。切れ者としてつとに名高い。あの“刺客戦術”もこのヒトのアイデアだろう。いわゆる典型的な“陰の仕掛人”である。当方と同郷。そのあたりを利して以前、このヒトを(巧み&したたかに)動かし、とあるコトを仕掛けようとしたことがあるんだが、あの「9.11テロ」で吹っ飛んでしまった。今年の「9.11」、“JAPAN”ははてさてどうなることか。
ちなみに『エスクアイア誌』、“JAPAN版”に上記記事が掲載されているかどうかは知らない。確かめる気もあんまりない。今、確かめたいのは抜け毛具合。さすがに髪の毛全体が気になってきた我がいる(リンスとトニック愛用しだしたよ、さすがにネ)
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-08-13 07:42 | ●書評&オススメろん
305.打克族
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『中国よ、「反日」ありがとう!』(宮崎正弘著/清流出版)。この本、売れている。人気高し。発刊と同時に町田市民図書館は蔵書に加えたが(エライ!)即予約したにもかかわらず、すでに順番待ち。およそ1ヶ月待った昨日、やっと当方の手許に。ただ今、一気速読中。
宮崎氏は中国論(&国際論)の論客中の論客。とはいえ教条的でヒステリックな「反中論者」でも「愛国主義者」でもない。何十年にも及ぶ地道なフィールド・ワークをもとに独自の視点で鋭く実相に迫る論客だ。『軸』も全くぶれない。
本書のサブタイトルは「これで日本も普通の国になれる」。タイトルともども扇情的にしてシニカルながら、誠にもって『その通り』かと。さっきの結構デカイ地震のごとく、のんびりウタタネしてたところに“ガツン!”と来たんだから、中国サンの『反日ヒステリー』は。「震度は?」「震源は?」「被害は?」となるがごとく、「中国って国は?」「日本はどうケンカすべき?」となるは必然ナリ哉(真っ先に「経済は?」としかボケたアタマに浮ばない“ケイダンレン会長”なんてえヒトもいるヨ)
日本では全く報じられていないようだが、オーストラリアで亡命申請した陳用林・元一等書記官なる御仁が一昨日、米国連邦議会人権小委員会公聴会で数々の証言を。http://www.smh.com.au/articles/2005/07/22/1121539154791.html?from=top5&oneclick=true。友人が概要和訳ともども送ってくれた。英文読解力カラッキシの当方のために。結構オソロシイことが書かれているんだが(中国共産党は悪魔のカルト。過去半世紀に八千万国民を虐殺などなど)、その内容自体を詳査するより、なぜ外交官が亡命するのか、なぜ米国が公聴会を今のタイミングで開いたかに注目すべし。

実はここまで記して一旦、「送信クリック」。その後、続きをかなりの分量記していたら……「タイプ2のエラーが起きました。再起動して下さい」との表示とともに突然、プッツン!これがコワイ。それで途中途中で「送信」してるわけなんだが、ちょっと書き直す気力が……。タイトルの『打克族』の意味ぐらいは記そうと思ったけれど、いずれにしても後ほど。
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-07-23 18:29 | ●書評&オススメろん
304.オトコの嫉妬論
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『嫉妬の世界史』(山内昌之著/新潮新書)はオモシロイ。市立図書館の新刊コーナーに並んでいたんだが、序章部を早読して即借用決定。その冒頭部で九代目松本幸四郎さんのエピソードがコメントとともに紹介。
九代目がまだ染五郎を名乗っていた1969年、彼にブロードウエイの「国際ドン・キホーテ・フェス」への招待状が。彼の出世作『ラ・マンチャの男』の制作・演出を手掛けた、かの菊田一夫さんに報告したところ、菊田センセイは一言「よかったね」と呟いた後、(松本幸四郎さんの婉曲的な表現によれば)『生涯忘れ得ぬ“独特な表情”』を浮かべたそうだ。その時のことを松本幸四郎さんは、「いわく言い難い顔でした。同じ表情を昨年見ました。野茂投手がメジャーで活躍していることについてコメントを求められた金田正一さん(空前絶後の400勝4000奪三振記録を持つ往年の大投手ナリ)の表情です。祝福と同時に悔しさが──(以下略)」。
このハナシを受けて著者の山内さんは、「私もほとんど同じ顔を見たことが。シドニー五輪女子マラソンで高橋尚子選手が優勝した時、思わず複雑な表情を浮かべた先輩Xの変容である」。この“先輩X”って、以前、当ブログのどこかで記した(というより、ボロクソにけなした)覚えのある、あの“陰湿ネエチャン”だ。思わずニヤリとして借りることを決定。ホントはかような書物、読んでる場合ではないんだけどね。
本文を読み進むと、歴史上の偉人サンやら有名人サンが次から次へと。文豪森鴎外センセイ様が周囲の嫉妬に苛まれ、またセンセイ自身がヒトの噂や陰口を異様に気にする性分だったと知って“ヘエ〜ッ!”。さらには鴎外作品には、そうした周囲の面々に対する意趣返しやルサンチマンの類いが至る所にちりばめられていると知って“ヤル〜ッ!”。
当方実は学生の頃から『嫉妬と見栄』をテーマにソコソコ研究し続けてきたんだが、その観点で人間や集団、企業や市場、さらには民族や国家あたりを眺めると、スパッとばかりにイロイロ洞察できることが少なくない。『嫉妬と見栄』が本質・本音に内在しているにもかかわらず、それを糊塗しようとして(なぜか「恥すべきコト」と認識されているようで)大義名分を構えたがるケースは個人、国家を問わず枚挙に暇なし。それが見透けると思わず、ニヤリとしちまうが。
一時は見続けていたNHK大河ドラマがどうにもツマラヌと感じるようになったのは、その視点が完全に欠けているからだ。描写がなされていてもせいぜい“大奥の女同士のドウタラコウタラ”レベル。ツマラん。
山内さんも記しているが、男の嫉妬(と見栄)のほうがはるかに凄まじい!(し、オモシロイ!)。なまじの矜持なんぞを抱いているうえ、オンナに比べてはるかに精神的には弱い(これは美輪明宏さんの卓見!)んでタチも良くない(それゆえ余計にオモシロイ)。総理ダイジンを始め今の政府&自民党の面々を見よ!『改革のため!』だの『弱者救済のため!』などと大義を掲げていようとも、本質はオトコ(一部にオンナもいる)の『嫉妬と見栄』の渦巻きゴッコだ。オマケに利害としがらみがプラス・オン。そんな郵政茶番劇を眺めながら(ブログ記すついでに)、『嫉妬の炎』を燃やし『見栄の激風』を吹きまくる我がいる

※長文はやっぱり疲れるもんだ
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-07-23 13:25 | ●書評&オススメろん
260.『MAO The Unknown Story』
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上記書籍『ワイルド・スワン』の帯に「800万部」と記されているが、その後も売れ続けて、大台の「1000万部」をとっくに突破。著者のユン・チアン女史は「元紅衛兵」なるキャリアをもつ。祖母、母、そして彼女と三代にわたる自叙伝的ノンフィクション。祖母は20世紀初頭の中国軍閥時代を、母は先の大戦中の日本支配下時代を、そして著者自身は文化大革命時代をそれぞれ体験。すなわち激動の近代中国を生き抜いた祖母子の三代記である。
単なるノンフィクション作品に留まらず、中国近代史を端的にまとめたドキュメンタリー作品としての評価が高い。ベールに隠されがちな中国近代史の裏面(=実相)を鋭く抉っているからだ(そうだ)。ソレ、激烈な原体験を持つもののみができる(許される)コト。安直なる迎合主義的母国讃歌あたりとは対極に位置。とりわけアノ文化大革命なる騒乱と毛沢東なる御仁に対する厳しい総括論は発売当時大きな話題になった。むろん、それなくして世界中で「1000万部」も売れるわけがないが。
10年前に発売された時、読破意欲にかられはしたが、当時の当方、意識ベクトルが鳥羽根の構造やら物理光学理論あたりに向かい過ぎていて結局はパス。10年経ってベクトルが向いた。ひとつに、このチアン女史の新刊が発売されたからである。前作からの10年間、徹底したリサーチとフィールドワークを重ねたご様子。その新刊タイトルは『MAO The Unknown Story』。邦題(化すればだが)『毛沢東〜知られざる物語〜』ないしは『知られざる毛沢東物語』
英紙「ガーディアン」に書評が載っている。http://books.guardian.co.uk/departments/biography/story/0,6000,1492173,00.html
“This book will shake the world" なる見出しが刺激的だ。この書の中で女史は「毛沢東は史上最悪の殺人鬼」と痛罵している(ようで)。「完全なるモラル欠落人間」とも。さらには「日本の“侵略”のお陰で共産党は中国の実権を握れた」なる毛沢東の発言を、新たに発見された旧ソ連の生々しい資料を元に(※公開が進む旧ソ連時代の内部資料は“宝のヤマ”)、詳述している様子。
翻訳が待ち遠しい。むろんきちんとした出版社とマトモにして公正なる翻訳家が必須だが。間違っても“イワナミ・ショテン”(とアサヒシンブン社)だけはダメだ。映画『ラストエンペラー』の原作となった『紫禁城の黄昏』(R.F.ジョンストン著)の二の舞いを許すな!でアル。このイワナミなるシュッパン社、中国に不利益となる部分を大胆不敵にも大幅カットし物議を醸した。存在意味がZEROの『クズ』である。読んではならじ(一部図書館には『岩波文庫』として並んでる)。どうせ読むならa0020116_11575212.jpg祥伝社版の『紫禁城の黄昏ー完訳』を。敢えて“完訳”と明記した理由はご理解できよう。
昨夜、一年前に知り合ったKさんから電話が。中国論で意気投合。少しはマトモな日本人なら誰もが持っている(だろう)常識論を確認しあっただけのことだが。とはいえ、望外(の喜び)ではあったんで 、かような文章をしたためる気に。少しは(お国のために)役に立ちたいのお〜と思い始めた自分を確認(中)
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-06-14 12:01 | ●書評&オススメろん
232.“GRAFFITI”
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“間違って借りちまったかな?”という読み始めた時点の後悔はすぐに変わる。実にオモシロカッタ。痛快。ありがちなシチュエーション設定、ストーリー展開ではあるが──J.ルーカスの傑作『アメリカン・グラフィティ』以降定着・定番化したあのノリ──それがかえって安心感・安定感を醸成。ちょっと冴えない主役以下登場人物が皆イイ。あの画期的名作『ウォーター・ボーイ』の憎めない登場人物連に比肩。
 モー娘、じゃなくおニャン子の時代。僕らの弱小高校野球部にスゴイ奴がやってきた! 練習よりも「夕やけニャンニャン」。そんな僕らが、まさかまさかの甲子園!? 書き下ろし長編青春小説
 なる概略解説文の通り、一種の“GRAFFITI”モンだが、「夕やけニャンニャン」とは全く無縁の世代である当方あたりにとっても──この作品を読んで国生さゆりサンが「おニャンコ」の一員だったと知った次第ナリ──ある種の甘酸っぱさと、こそばゆさが。つまりは“GRAFFITI”そのものへの追憶・共感は世代を超えてるんだろうなあ〜と。

 これを記している最中に、元大関貴ノ花、花田満氏の訃報が。同世代どころか同年。“GRAFFITI”。オンアロキヤソワカ。南無。
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-05-30 19:04 | ●書評&オススメろん
231.生き残りルポ(の著者にエール)
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今、おそらく最も熱きコアを持つ論客だろう勝谷誠彦氏のイラク生残ルポ。おもしろい!半分ほど読み進んだ段階ながら、ルポルタージュなるモノ、かくあらまほしきものナリと痛く感じ入った次第。勝谷サンの健筆振りが躍動している。ちょっと比類がないのでは?と思いながら、以前にも同様の情感を抱いたことがあるなあ〜と追憶したら判明。かの竹中労さんだった。似ている。嬉しくなるほどに同質性が臭う。表現手法のみならず「構え」そのものがだ。
勝谷サン、今月半ばには「竹島」へ上陸。むろん身分等を偽ってだ。そのルポ、来月発売の『月刊現代』に掲載。やるなあ〜と嘆息。遅ればせながらオレも──となってる自分がいる(のが我ながら呆れるしコワイ。チンタラとばかり“under the cosmetic peace”に浸かって長生きしたってしょうがネエやってネ)
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-05-29 18:46 | ●書評&オススメろん
226.『密命』(改題は『粉飾決算』)
a0020116_10162276.jpg一気読みを終えたばかり。面白かったネ。出版社の売り用フレーズを引用。
大手商社の扶桑通商は赤字決算になり、希望退職の募集を始めた。法務部に籍を置く芦田慎二は、ある日専務に呼ばれ、左遷を言い渡される。半年前、部長のポストを後輩に奪われて以来、慎二は出世競争から脱落していたのだ。異動先で最初に命じられたのは、ヤクザ相手の不良債権回収だった。
この架空の「扶桑通商」なる大手商社は実在の「M物産」だろう。著者の高任和夫氏の元・勤務先。結構生々しく描かれているその内情やら“エリート社員”とかいう人種の実態描写を苦笑交じりで(&オモシロ楽しく)読んだ。主人公がイイ。高任和夫サンの作品は皆そうだが(といっても3作品しか読んでいないけどさ)。抑え気味の『矜持性』が共通して流れている。共感。
10数年前、ひょんなことで知り合った元・大手商社マンの知人がいる。知り合った当初は“現役”だった。思うところがあって退職。その前後から連絡が途絶えていたんだが、数年前、突如手紙が。当方の著書を本屋さんで目にし購入してくれたそうな。2700円もはたいてくれて、おまけに内容なんてナンモ分からなかったにもかかわらず。
その知人が記した、あるくだりを読んでニタリとした。「商社とか銀行のように物作りとは無縁な世界にいる人間は根本的な部分で信用ができない──ウンヌン」。この『密命』なる作品に、ほとんど全く同じ台詞を主人公が語る部分があって驚いたが。高任さんが小説家に転身した理由のひとつでもあるんだろう。『中高年の皆サン!特に商社や金融関係の(物作りとは無縁の)皆サン!ブログを開設するか、農業ごっこをぜひ!』と声高に叫ぶ(つもりの)自分がおわす

※なおこの作品、文庫版化に際し表題が『粉飾決算』と改名。そう変えた理由は敢えて知るさないが。旧題のほうがまだいいね。いちばんイイのは『大手商社に巣食う小心陰険えり〜と社員どもの哀れな末路とマトモな社員の新たな旅立ち』だけどネ。
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-05-28 10:37 | ●書評&オススメろん
211.銀行の弱味(この手は有効)
a0020116_1950496.jpg一気読み。展開自体は地味目だがプロットがしっかりしている。筆致もケレンがない。主人公の元銀行マンに好感&共感を。隠棲地で知り合った借入金返済に悩む(マジメな)不動産業者に知恵を貸し(血も涙もない)大手銀行に一矢報いるクダリは結構痛快。タイトルはそのあたりに焦点を合わせたものだろうが、ただしコレはちょっと──。どうもタイトルに難点のある作品が多い(多すぎる)。先日、ちょこっと紹介した林真理子サンの『コスメティック』もそう。『化粧業界衒示オンナと軟弱三人男』とすべき。“看板に大イツワリアリ”である。
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-05-18 20:06 | ●書評&オススメろん
203.ニライカナイからの手紙(良質映画のようで)
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『ニライカナイからの手紙』なる映画が6月に封切られる。詳しくはhttp://www.dreamcity.jp/stage/cinema/index.phpを。当方の親しき友人がプロデューサー&企画原案を担当。以前、会話した際、「プロットに自信アリ」とそれこそ自信満々だった。映画もテレビドラマも小説も、「プロット」こそが『命』(だと思う)。
昨日、一気読みした林真理子サンの『コスメティック』なる小説、そのプロットがお粗末。ゆえに余韻性が微塵もナシ。ついでに、主人公がお付き合いする3人のオトコどもの、なんとも陳腐(にして空疎)なことよ。“OTOKO性”のカケラも感じられぬ。conspicuousーconsumption(=衒示的浪費)のみを旨とする手合い。もっとも化粧品業界やファッション業界などその価値観こそが絶対。どうでもイイやだね。それと対極にあるであろう『ニライカナイからの手紙』に大いに期待する自分がおわす
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-05-02 23:17 | ●書評&オススメろん