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337.ネバネバ野菜2種
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左は最近、ほぼ連日食べている「モロヘイヤ」、右は数日に1回の「オクラ」。どちらも刻むと粘りが出るが、これは「ペクチン」および「ムチン」なる成分の仕業。長芋、 納豆、里芋、れんこん、なめこ、さらにはウナギ等にも含まれている(2つとも含んでいるものもあればどちらかひとつのものもアルようで……)。ムチンは我々の身体内にも。胃腸などの消化管や気管、目などの粘膜の表面はこのムチンで覆われている。胃が胃酸で溶けないのはそのためだそうで。
この2つの成分の効用。胃潰瘍や胃炎の予防・改善、鼻粘膜を丈夫にし風邪やインフルエンザなどにかかりにくくすし、またアレルギー症状の予防や改善にもよい。さらにはコレステロールを下げ、血糖値の急上昇を抑える作用もあるなど、糖尿病など生活習慣病の予防に効果的──と、さっき調べたことを全部記載。  
さらに加えてその栄養価。モロヘイヤの栄養価は、ちょっと衝撃的なほどに凄かった。カルシウムはホウレンソウやブロッコリーの10倍、カロチンはニンジンの3倍(とあるところには30倍と書かれてあった)、ホウレンソウの5倍、ブロッコリーの20倍。さらには、ビタミンB群もビタミンB1・B2、ビタミンC、ビタミンEがそれぞれ“異様に”豊富。その他にもカリウム、鉄分などもたっぷり。
オクラも同レベル。カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、鉄、リン、カリウム、カロチン、ビタミンC、ビタミンB1・B2など、ビタミンやミネラルがとにかく豊富。以上の点を知った時、「食わなきゃ損」と思った。「もっと苗を植えとけばヨカッタ」とも思った。とはいえ、栄養価が高いからなどと左脳的判断をもとにクチに入れてるわけでは必ずしもないが。「旬」だからだしウマイからである。
このあたりがいわゆる「サプリメント」なるモノと根本的に違う点。サプリメントに“旬”があったら無気味だし、“ウマイ!”といってファンケル飲んでる(食ってる)のがいたら薄気味悪いハズ。『24時間テレビ』の“押し付け型感動”に涙するニンゲンと同程度に──。といいつつである。今もまた、オクラとモロヘイヤ食べながら「いいちこ」飲んで、“偉大”なる超常的マンネリ番組『24時間テレビ』をチラチラ見ている我がいる

※実は写真のモロヘイヤ、若干しおれぎみ。収穫している途中、
   お陽様が雲間に隠れてしまったんで待機。そのまま2〜3時間放置して
   おいたがため。葉もの野菜は概ねこうなるモノ
by KOKUZOBOSATSU | 2005-08-27 23:43 | ●サルでもできる農業ごっこ