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261.分担金(と竹ヤリ論)
ちょっと下記のランキングを。
1位米国:44.000万ドル(22%)
2位日本:35.000万ドル(19%)
3位ドイツ:15.400万ドル(9%)
(4位から8位は省略)
9位中国:3.650万ドル(2%)
10位ロシア:1.960万ドル(1%)


なんのランキングかといえば、『2005年度国連通常予算分担金』の負担額・負担率だ。今朝の読売新聞の読者投稿欄に記載。静岡県伊東市の影山晴雄さん(64歳)なる方の御投稿。影山さん曰く、『中国、ロシア両国とも常任理事国にふさわしい負担額か疑問』。おっしゃる通り。若輩ものの当方なら、『我が国の10分の1程度しか負担せんにもかかわらず、肥満しまくったフォアグラ用アヒルみてえにギャアギャアギャアギャア、ナングセつけまくりやがって、この糞国が!』と記すだろうが。もちろんさようなノリではさすがの讀賣瓦版新聞といえども載っけてくれはせんだろうがネ(過去十数回だか数十回だかの投稿経験がアルけど、全部さようなノリだったんでいずこの新聞社も“ボツ”。ハハハでございます)。もっとも、穏便にして正論極まりなき影山さんの御投稿といえども、アサヒ・シンブンなら絶対に載せはしませんが。
なお、4位から8位の国、ならびに昨年、一昨年のランキングを知りたい方は、『外務省HP』http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jp_un/yosan.htmlを。露中両国とともに国連常任理事国である英国とフランスは、一応の責務を果たしていることが分かるが、それ以上の貢献を我がニッポン国と(旧同盟国)ドイツは果たしているのである。もっとも英仏両国が日独のようにきちんとこの負担額を支払っているならばだが。トップの米国など、過去何回も滞納。一時は1500億円にも膨張。一昨年だかアナン事務総長に“恫喝”されて慌ててその三分の一だかを支払ったが。
この負担率の算出基準は前年のGDP。ゆえにこうなるのはある意味、必然。問題は、常任理事国なる既得権の見返り分として、何ら付帯責務を課していない点である。そもそもこの常任理事国5ヶ国とやらの選出が疑問。先の大戦の“戦勝国”だそうで。“オイオイ、我がニッポン国、米国には確かにノックアウト喰らったけど、他の国、とりわけ肥満大国なんぞに負けた憶えは全くないゾ!”と思っている皆さん、いかに多いか。肥満大国自身も“勝った!”なる実感ゼロだろうね。だから60年経っても、些末なイチャモン攻勢、コレ止まずってえワケ。“負けた”ハズの御国のほうが成長コレ、著しかったからなおさらだ。もっとも“成長”といっても「経済」面だけなんだが──。
かなり以前、旧西ドイツの閣僚サンが、「フランスに負けた憶えはない」と明言して物議を醸したことがあるけど、日本にもそういう根性の座った閣僚サン、おらんのかなあ〜。建設大臣当時の石原慎太郎サンに大いに期待したんだが……。
ちなみに当方、幼少の頃より『ドイツ』が大好きでアル。『コンバット』観ながら心の片隅で常にドイツ軍を応援していた(サンダース軍曹とカービー上等兵は好きだったが)。また仲良く同盟結んで、“肥満体アヒル国”あたりと一戦交えるチャンスがあれば、喜び勇んで(&老体に鞭打って)竹ヤリ片手に前線に赴く気でいるが(半分冗談/半分以上本気)。来年のワールドカップ、ぜひ観にいこう〜という気にもなってる我がおわす
by KOKUZOBOSATSU | 2005-06-15 19:38 | ●世事ひょうろん