■収穫した「絹さや」。ハサミを挟んで左右に分けてあるが、違いは花弁と「筋」の有無。右側はハサミでカットした花弁&筋アリのもの、左側は花弁無し&筋を取り除いたもの。食べる際、むろん筋は取り除く。子供の頃、母親にこの筋取りをしばしば命じられた。その度に渋面に。さような作業が大の苦手だったからである。まずアタマの部分から引くようにして取り、さらに念を入れ先端部からも行う。少しでも残したままだと食感が著しく悪くなるのはご承知の通り。とはいえしばしば、母親の目を盗んでは手を抜いた。
■自ら育成してみて、便利な方法を思いついた。ハサミを使わず、写真のように、収穫時に実を下側に引っ張って、筋を取ってしまう方法だ。簡単。しかも“画期的”(特許取得までには至らぬだろうがネ)。ちなみにガキっちょの頃、筋をしっかり取っておかなかった絹さやは、なぜか(いつも)当方のクチに。“天罰”だろう。それでも懲りずに次の時もやっぱり手抜き。その性向、未だに変わらぬ自分がいる