97.男は黙って──(スプーンの裏側の味の秘密)
〈我流採点式・必読度&面白度 ★★★★☆

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モツ鍋を食べた。キムチ風味仕立て。サッポロ・ドラフトワンやサッポロ黒生とひじょうに相性がよろしい〜。それもギンギンに冷やしたヤツと、グツグツ煮えてる鍋がである。写真の緑色系茎状野菜はニラではない。No.21(右見出し「くっきんぐごっこ」をクリック)で紹介した「某国産ニンニクの芽」である。味や香りはニラと大差はないが、煮えた時のシンナリ感がニラよりも勝る。煮すぎたニラは最悪だ。さらに時間を置いたソレは超・最悪。その点、このニンニク芽は──なんである。微妙な違いなんだが、そのあたりが肝要な点。全てにわたってである。
ビールや発泡酒系もそのひとつ。古くからサッポロがイチバンの好み。「アサヒ・スーパー・ドライ」がデビューした時“ウマイなコレ”と感じた。真夏だった(むろんその時期を狙って発売したんだが)。しかし少しして口腔内、とりわけ舌にイヤな味が残ることに気がついた。1本目はウマイ。しかし2本目は……だった。付き合いで懐石料理を食べた時には、そのイヤな味がより一層強く感じられた。というか、さような微妙な味を命とする料理と全く合わないのである。ホルモン焼きやビア・ホールあたりの大雑把な味の食い物ならともかくだ。それに気がついたら異様にダメになった。その種の店に入る際、扱うビールの銘柄を最優先するほどにである。「アサヒ・スーパー・ドライ」しか置いてない店には断固入店しなかった(今でもそう)。
しばらく経って、漫画『美味しんぼ』にまたまた喜ぶべきストーリーが!テーマは「ビール」、それも「ドライ系ビール」をぶった切っていた!曰く「ドライ系はビールではない!」。そのあたりの論拠は面倒なんで割愛するが、ただ主人公の台詞には、“そうなんだよ!その通りなんだよ!そのイヤな味なんだよ!”といたく共感・興奮しちまった。『ドライ系ビールは最初のうちはまだイイが、途中からイヤな味覚に変わるはず。スプーンの裏側を舐めたような味だ』。
『スプーンの裏側を舐めた味』。早速試していたく納得。全く同じイヤな味であった(なんでしたらお試しを)。以来、スプーンを舐めることもしなくなった。アサヒ・スーパー・ドライを思い出すからネ。てなこと記していたら、またまたギンギンに冷やしたヤツが飲みたくなった、なんてえことを記さずに黙って飲むべきか。なんてったって『男は黙ってサッポロ・ビール』にシビれてサッポロ・ファンになった世代だから。ちなみにこのフレーズをご存じない方は「サッポロ・ビールの歩み」をクリック。その後半に「サッポロビールの広告宣伝」なる記述があり、そちらをどうぞ──とまあ、サッポロ・ビールから1円たりとももらってないのに(昔から一生懸命)広告宣伝にコレ勤める我がいる
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by KOKUZOBOSATSU | 2005-01-19 22:22 | ●くっきんぐごっこ